
ピラミッドを後にし、メトロで宿に戻る事にしました。
駅が分からないでいると、日本語が堪能なエジプト人に声をかけられました。
とても親切ですごく感じが良い様子。
この後、どこに行くのか聞いてみると、漬け物屋さんに行くとの事です。
エジプトの漬け物ってどんなんなんだろう…気になる。

僕たちが珍しいのか、みんなこちらをチラチラ見たり、声をかけてきてくれます。
特に子供は興味津々。
それにしてもメトロ暑い…。
クーラー効いてないし、汗ビショビショな訳です。
ちけしはどうやら疲れているようなので、僕はエジプト人と2人で彼のお父さんが経営している漬け物工場に行く事にしました。

メトロを乗り継ぐ事、数回。
ドキドキ…もし悪い人だったら、身ぐるみはがされるかな…。
でも、話してる感じでは、全く悪い風には見えない。
僕の直感を信じてついて行ってみる事にしよう。
もしもの時は、玩具銀行で…。
最悪に備えて、いろいろ想定はしつつも、直感を信じた結果は僕の直感は正解。
本当にエジプトの漬け物工場にやってきました。
どんな物をつけているのだろう。

案内してもらうと、早速作業をしているところを見せてくれる事になりました。
このような青のケースにつけていて、中の漬け物を取り出していました。

こんな感じでね。

エジプト人は、すごく気さく。
仕事中だけど関係無く、写真撮ってくれって言ってくるし、冗談言ったりしてました。


こちらが電車の中で声をかけてくれたマハムッド君(22歳)
どうして日本語が出来るかというと、日本人観光客相手に観光ガイドをしているからです。
今は学校と両立しながら仕事もしているそうです。
でも今は夏休みとデモで仕事が無いらしく、ゆっくりしてるんだそうです。
親の会社は継ぐつもりは無いとの事です。
今の仕事がやりたい仕事だからだそうで。

どうやら話を聞いてみると漬け物工場を5つ持っているようで、エジプトでも有名なんだとか。
漬け物はこのようなケースに入れられていて10ポンド(160円)。


試食するんだと言われ食べてると、別の従業員が今はラマダン中なのになんで食べてるんだ!?と冗談で怒ってきたりとエジプト人は冗談が大好き。


いたずらも大好きです。
漬け物の汁で美味しいぞって事で飲んでみると…
おえ。。。
めちゃくちゃ、酸っぱ過ぎて飲めたもんじゃない。
その反応を見て喜ぶ従業員達。


1日に何パックも製造していきます。
さっきまでピラミッド観光してたのに、エジプト来て、漬け物工場観光するなんて想像していませんでした。
でも観光地ばかりの観光も良いけど、こうして人々が生活しているエリアに入って日々の生活や仕事風景を覗けるというのは本当に貴重な経験です。
もっと、エジプト人の生活風景を見てみたい。
どのような暮らしや日々を送ってるんだろうか。



続いて、次の工場に連れて行ってくれる事になりました。
こちらでもウェルカムに迎えてくれます。
みんな、とても親切で漬け物食べてみなよと言ってくれたり中まで案内してくれたりと親切にしていただくばかり。
エジプト人ウザいって聞くけど、本当にそうかな…。
僕が今感じてるエジプト人は全然ウザいと感じないし、みんな優しく人懐っこい。
もっともっと、みんなと交流してエジプト人を知っていきたい。

こちらでも、たくさんの漬け物が作られていました。

裏で漬け物はタッパに仕舞われて、表では売り場になっています。
それにしてもエジプト人はみんな漬け物が大好きみたい。
全く客足が途切れません。
こんなに、漬け物がエジプト人に愛されてるなんて初めて知った。
日本の柴漬けもぜひ食べてもらいたい。

若い人から年寄りまで年齢層も様々です。
小さい子供は興味津々だし、カメラにも興味を持ってます。
目が純粋だな〜。
ぺろんちょ3兄弟の目はみんな腐りきってるけど。

僕は会計係ですね。
隣はマハメッド君のお兄さん。
お兄さんはこの店を任せられています。
3人兄弟で上の2人のお兄さんはそれぞれ工場を任せられているみたい。
なかなか大きな会社なんだな、すごい。



観光客がほぼ来ないエリアだけに外国人の僕はすごく珍しいみたい。
おじいちゃんに呼ばれて握手を求められたり、子供達から絡んできたり、なんだか人気者になってました。

こちらは砂漠でしかとれない果物らしい。
食べてみるものの、初めて食べる味でした。
例えても何の果物に似ているか分からない…。
ただ…甘い…。



今度は友達のトゥクトゥクに乗って、ドライブに連れて行ってくれました。

サトウキビジュースが売られてました。
そういえば、沖縄にもサトウキビジュースあるのかな。
でも飲んだ事が無かったのですが、たくさん買ってくれました。

ドライブを終え、戻ってくると夕ご飯が並べられていました。
今日はここで食べて行ってねと。
見ず知らずの外国人を迎え入れてくれたごちそうにもなり、すごく嬉しく感じます。

野菜や魚など贅沢に並べられています。

こちらの魚はナイル川でしか取れない魚らしい。
骨に苦戦してると、なんとむしってくれました。
何だか申し訳ないような…でも、みなさんの優しさに触れられてすごく嬉しい気持ちでもあります。

本当に美味しい…。
でも、これ以上食べたら本気で太っちゃうわ…。
ダハブで贅沢しすぎたのに…カイロに来ても贅沢続き…。
こりゃ、絶対太るわ。
毎日、コーラ飲んでるから通風ならないか心配だな…。

働いたみんなで食事を共にして、毎日を過ごす。
すごく大事な事だし、コミュニケーションはチームワークなどにおいても重要ですね。
みんな楽しそうで、いいな〜とすごく思いました。

子猫ちゃんにもお魚を分け与えます。
見ず知らずの人がいつの間にか、食事の輪に入り、食事をしていました。
最初、え??って思ったのですがエジプトでは普通の光景なのです。
お金がある人が無い人に分け与えるという事が。
ドライブをしていた時も配給のようなものが行われているところを発見しました。
今はラマダン中なので昼間の時間は水すら飲みません。
そういう光景を目の前で見れた事も貴重な体験なのかも知れません。


初めてのサトウキビジュースを味わい、初めてのシーシャも経験させてもらいました。
長時間吸える水タバコと言ったところですね。
地元の人なら1ポンド(14円)なんだそうです。

夜も更けてきた訳でありますが、この後、マハムッド君が友達に会いに行くとの事でついて行く事にしました。
世界一周ブログランキングに参加しています。
よかったら、トマトの世界一周押してもらえると1日1回クリックで10点入り、ブログの順位が上がるので嬉しいです。↓↓↓
にほんブログ村スマホ・携帯からはこちらから。↓↓↓
世界一周ブログランキングスマホで写真が半分しか表示されてない方は、画面を1番上にスクロールして右上にある[PC]を押すと全表示になります。
スポンサーサイト