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涙溢れる別れ

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4月6日、今日は40日間近く過ごしたこの街を離れる日。
思いで詰まったこの場所を離れるのは気持ちの整理が簡単につくものでもない…。
でも先に行かなくてはならない…。


朝、目が覚める…。
前日にヒメナが朝食をご馳走したいと言っていたので、一緒にエンパナーダを食べに行った。
最後まで別れる事を寂しがるヒメナ…。


ごめんね…。
もっといたいけど…旅に別れは必然なんだよ…。
出会いがあれば別れもある。


良い出会いであればあるほど…別れはつらいんだ…。
今まで何度も出会いと別れの繰り返しだった…。


悲しい気持ちに何度もさせられた…。
慣れなんて別れには存在しない…。
人の気持ちはそんなに、あっさり出来るものでもない…。


だから、気持ちは分かるよ…僕だって寂しいけど…。
不器用なのかな…。
その寂しさを相手に伝わらないように…心の中で閉じ込めていた…。


もうすぐ最高のサプライズをするんだ…。
最高の思い出を作る。
僕の中でのシナリオは完璧に出来上がっている。
でも予想以上にまだアルバムのスペースが残っている…。


ココロの中に若干の焦りがありながらも、朝の時間を過ごす…。


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それと、もう1つ伝えなくてはいけない事がある。
ヒメナの1人娘のラウラ(8歳)。
ヒメナの家庭は複雑な部分もある…。


ヒメナの元旦那でもあり、ラウラのお父さんは、ラウラが4歳の時に仕事中に橋から転落し、事故死してしまった…。
だから今はヒメナが1人で頑張ってラウラを育てている。
ヒメナはスペイン語学校の時間以外に夜は大学で英語講師をしている…。


忙しい時間を過ごす毎日で、なかなかラウラに構ってあげれる時間が無い…。
その時間帯はヒメナのお姉さんや、元旦那の妹のセシルが面倒を見ている。


常に一緒に過ごす中で様々な事が見えていた。
ラウラの複雑な気持ちも理解出来る。
まだ8歳で、父親がいないというのは想像以上にツラい…。


父の日、ラウラは父親に手紙を書いていた。
その手紙をラウラが居ない時に、ヒメナが僕に見せてくれた…。
亡くなった父親への愛のメッセージがつづられていた…。


胸が熱くなった…。
僕の目から涙があふれかけていた…。
僕には理解出来ないくらいに、ラウラのココロの悲しみは常に潜み続けている…。


ヒメナの悲しみも計り知れなかったものだと思う…。
今でも、財布の中には、元旦那の写真が入っている…。


そんなヒメナだが、最初の頃はルーズな部分も多かった。
掃除もあまりしなかったし、ラウラに対するしつけもしっかり出来てないと感じていた。


例えば、掃除がおろそかで皿洗いなどもしないので、毎朝、皿洗いが出来ておらず、前日使ったお皿をサラッと水で流して、また使ったり、毎日洗わないままのフライパンを使って目玉焼きを作ったりしていた。
ラウラにおいても、食事における好き嫌いが激しく、嫌いなものがあると頑に拒む傾向があり、全く母親の手伝いをしなかった。


でも僕が感じる最大の原因はヒメナのルーズなところにあるように感じた。
毎回、食事をしたら皿洗いをしないといけないし常に清潔な環境を保つ事が大切。
ラウラにおいても、もう少し注意するべきところはして叱る事も大事なんだという事を話す事も何度もあった。


僕が小さい頃に見てきた両親のしつけ方法などを参考にアドバイスをする事もあった。
忙しい中でも子育ては難しいと思うし、父親がいないというのはさらに大変だと思う…。


でもヒメナが掃除しないと、ラウラも大人になった時に真似てしまうし、親のお手伝いをしない子に育ててしまうと、教育上良くない…。
という事で、ヒメナが忙しい時は僕が掃除したりして出来る限り清潔に、出来る限り、ラウラにお手伝いさせるように2人でいろいろな面でお手本になるようにやっていこうと話し合った事もあった。


ラウラの父親ではないけど、将来の事を考えて、ヒメナとたびたび話し合いながらこういう風に言った方が良いんじゃないか、あれは失礼な行為だから注意しなきゃいけないよと時間がある時は話しながら時にラウラに対して良い意味で厳しくも過ごして来た。


そんなラウラに最後に伝えたい事があった。


それは『ありがとう』という言葉の本当の意味。


毎回、食事をするたびに、食事後にみんな必ず、ありがとう(名前)と呼ぶ。


例えば、ラウラだったら、ありがとう、ママ。ありがとう、ジョッシー。
という風に。
でもラウラはまだ子供で、ありがとうって何で言うのかを理解出来てない。
ただ、みんながありがとうって最後に言うから言っている。
お母さんから、そういう風に教わったから言っている。
そういう感じなのだ。


好き嫌いを無くして欲しいという事も含めて、ラウラにどうして食事後にありがとうって言うのか聞いてみた。
ヒメナには以前伝えてたので、ラウラがどんな答えをするのか楽しみにしながら聞いていた。


答えは一緒にご飯を食べてくれたからありがとう。


でも、僕が伝えたいありがとうはそれだけじゃなかった。


目の前にある鶏肉にしてもラウラに食べてもらう為に死んだ。
ラウラに食べてもらう為に、その鶏を時間をかけて育ててくれた人がいる。
そしてその鶏を殺さないと行けない人も居る…悲しい気持ちになりながら…。
その鶏を市場に運んでくれた人や売ってる人などいろんな人がラウラに鶏肉を食べてもらう為に時間をかけ動いている。


その多くの人に私の為に時間を使ってくれてその時間を私に与えてくれた。
その全てに感謝して、ありがとうって伝えるんだよ。
だからね、好き嫌いしちゃダメだよ。
今、ご飯が食べれてるのもお母さんが毎日働いたお金があるから食べれてるんだからね。


僕がいなくなっても、ヒメナがしっかりラウラを面倒を見てあげて、将来素晴らしい女性になってほしかった。
そんな願いをこめて、ラウラに伝えたい事を伝えた。


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ヤバい…マジで時間ないかも…。
どう考えても写真アルバムのスペースが余り過ぎてる…。
食事中も写真を多めに撮ったりして少しでもスペースを埋める事を意識する…。


食事を終え、歩いていると近くの医療大学生がフェスティバルを子供向けに行っているようだ。
このフェスティバルを通じて親に子育てにおいての知識を養ってもらおうという意図がある。
例えば、子供がお腹に居る時に喫煙する事でどのようなリスクが生まれるかなど。


多くの子供達がミニゲームを楽しんでいる。


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でも、そんなワタクシには時間が無いという波が押し寄せている…。
時間がない…。時間がナイ…。時間がない…。時間がナイ…。
焦る…。焦る。焦る…。焦る。焦る…。焦る。焦る…。焦る?
子供達がミニゲームで遊んでようが、そんなのを眺めてる暇など、僕には一切無いのだ…。
写真アルバムが完成出来てない…。
空白&中途半端な状態でプレゼントするなんて、許されない…。


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でも、そんな僕は最後にあなたに一言だけ伝えたい…。
ミニマウスのコスプレになってくれて、ありがとう♡


年齢はいくつなの?


20歳です♡


彼氏はいるの?


います♡


あああああああああああ、オワッタ…。
僕の一目惚れ物語…一瞬にして…。泣


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心の中では、もし彼氏いなかったら、もう少し残ろうかな♪
と0、2秒程本気で考えていたが人生そう甘くもない…。
失恋中の中、ポジョとヘネシスの兄弟も来ていてたまたま会ったので…。
よし、写真だ!写真だ!


僕の頭の中はたった今、写真アルバムのスペースを埋めるべく、どんどん写真を撮る事だけに集中する事に切り替えた。
よし、集合写真撮れた!準備完了!あとは、写真を現像しに行くだけ♪


サプライザーと呼ばれるサプライズをする仕事について何年が経っただろうか…。
その中でも、今回の仕事は絶対に失敗が許されない程のプレッシャーがかかっている…。
絶対に…何があっても失敗は許されないが、僕の中で写真アルバムのイメージも完成されつつあった…。


今日、撮り終えた数枚の写真を組み合わされる事でスペースも埋められ、写真アルバムが完成する。
さらに、さっき撮ったばかりの写真がアルバムの中に入っているという電光石火の早業。
驚く事、間違いなし…。
全てのシミュレーションは頭の中で完成した。
写真屋さんに急ごう。


片道15分程かけて写真現像屋さんに辿り着いた。
そして衝撃の事実が待ち構えていた…。


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う…う…嘘だろ…。
本日、日曜のため、お休み…。
オワッタ…。


僕のシミュレーションは完全に崩れ落ちた…。
また帰り道15分かけて戻らなくてはいけない…。
30分以上の時間ロスが出来てしまった…。


帰って速攻で作業にとりかかる…
間に合わん…間に合わん…間にあわーーーーーーん。泣
作業がいい加減になりつつあるが、なんとか愛情こめて最終段階に無理矢理持って行く。


その時だった…。


ジョッシー♪


ちょ…。


まさかの、ヒメナが部屋に遊びに来た。
めちゃくちゃ焦りながら隠す…。


ジョッシー、お昼ご飯食べに行こうよ〜♪


オッケーオッケー!!ちょっと待ってて、すぐ行くから!!


なんとかバレずにすみ、ヒメナの部屋に行く。


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そこで、一瞬頭の思考回路が停止する出来事が起きる…。


なんと、ヒメナの方からサプライズで服をプレゼントしてきた…。


まさかの予想だにしてなかった出来事に一瞬固まってしまう…。


何て言ったらいいんだろう…照れ隠しの気持ちが嬉しい感情表現を妨げる…。


ヒメナ…こんなに僕の事を思ってくれてて…。


心の中で涙があふれていた…。


でもね、もうちょっと待ってね…もっとすごいサプライズ、プレゼントするから…。


今の気持ち以上に喜ばせるから…。


嬉し過ぎて、嬉し過ぎて…仕方なかった…。


いつ買ったんだろう…どこで買ったんだろう…ヒメナが僕にサプライズする為に行動していた時間を自分ながらに想像していた…。
僕が喜ぶ姿が見たくて…ヒメナ…。


先生と生徒とかそういうお金の関係じゃない。
なぜなら、ヒメナはあまりお金に執着しない。
授業料渡しても、テーブルにポンと置いてどこかに行ってしまう程、ルーズな部分もあるけど…。


だからこそ、お互いに分かってるんだよね…この寂しさが…。


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昼食をとった後、急いで戻り最終段階の作業を無事に仕上げた。
よし、間に合った!!
バスの出発時間は17時。


15時を過ぎ、もうそこまで時間がある訳ではない…。
パッキングもしてなかったので余計に焦りが募る…。


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急いでポジョを呼んだ。
ポジョは今回のサプライズの事を伝えてある。
動画撮影など含めて1人では出来ない事は分かっていた。


ポジョと打ち合わせをする。
そして、ポジョにお願いして、みんなに大きな部屋に集まってもらった。


その間に音楽などの編集も済ませる。
ビデオカメラも準備し、確認する…。
あれ、ビデオカメラのレンズが壊れてる…マジか…仕方なく動画撮影をiphoneに切り替える。
全ての準備は整った。


音楽のスタートともに、写真アルバムを持って、部屋の中に入る。
みんなは何が始まるんだと待っている様子。


部屋に入って、僕が写真アルバムを持ってる姿に気付いたヒメナは一瞬にして大号泣し始めた。
それにつられてヒメナのお姉さんも、もらい泣きをし始める。


母親の、泣いてる姿を眺めていたラウラも涙を浮かべ、手で目を拭き始める…。


泣き続けるヒメナ…。


全くページを開く様子が無いので、手伝ってあげる。


1つ1つの写真と込められたメッセージを読み、さらにヒメナは大号泣…。


つたないスペイン語ながらも感謝の気持ちを伝える。


1つ1つの写真に思い浮かぶのは思い出ばかり。


このアルバムを見返しながら僕の事を忘れずにいてほしい。


一緒に過ごした今という時間は今でしかない。


子供達の姿も年を重ねれば成長して行く…。


だからこそ、今の姿と今という瞬間を…一緒に過ごした時間はすごく大切なものなんだ…。


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動画↓↓↓









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一緒に過ごす最後の時間を共に最高の形で過ごした…。
この時間が戻ってこないと考えると余計に寂しものだ…。
ありがとう…みんな…。


感動的な、ひとときを終えて、急いでパッキングに移る。
ヤバい…バスの時間までそんなに無いぞ…。
残り1時間ちょっとしかない…。


急いで荷物をバックに入れないと…。
と同時に撮影したばかりの写真と動画をプレゼントする為にパソコンにデータを取り込んで、USBにコピーする。


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急いでいる中、感動的なひとときを過ごす途中でどこかに行ってしまったラウラとヘネシスがやってきた。
何かなと思ってるとニコニコしながら、プレゼントを持ってきた。
写真の裏に書かれているメッセージを僕の前で読んでくれた。


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2人が大事にしている小さな頃に撮影した写真に裏にはメッセージ。
それを僕にプレゼントしてくれた…。
ココロがジーンと熱くなった…。
涙が溢れ出しそうになっていた…。
本当にありがとう…。


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さて荷物を詰めなくては…。
隣でラウラとヘネシスがジョッシー頑張れ〜と応援してくれている。笑
途中からパックセーフで遊び始めてたけど。笑
ヒメナも途中から手伝ってくれる…。
ヤバい…出発時間まで1時間切ってる…。
ラウラ!へネシス!荷物押し込むのは良いけど、シャンプー潰さんでくれ〜、飛び出る飛び出る!!


一瞬、もう1日ここに滞在しちゃおうかなと甘えが出るも、せっかく感動的な形で別れるのに、それやったらあかんなと思い、焦りながらもなんとか30分程前に仕上げた。


おおおおおお、マジで間に合った…。


DSC301371.jpg


さあ、次の街に行くか!
また必ず戻ってくるからねとココロの中で誓う。


ヒメナはジョッシーは私たちの家族なんだからね!
スクレにはお家があるんだからいつでも帰って来ていいんだからね!
待ってるよ!!


と、嬉しい言葉をかけてくれた。


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最後にみんなが抱きしめてくれ、ほっぺにたくさんのチュウをしてくれる。
ラウラがほっぺにしてくれたチュウが印象的だった。
少し、しつけも含めて厳しくする時もあったからね。
素敵な大人になるんだぞ。


バイバイ、みんな!!


こうして僕の40日近く過ごしたスクレでの生活に終わりを告げた。
幸せな時間をありがとう。


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読んで頂き、ありがとうございました。
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最後にスペイン語学校の情報を載せておきたいと思います。

学校名 Capital Spanish School(South America spanish school)

料金1時間5ドル

ホームステイ 1泊30ボリビアーノ(450円)朝食10ボリビアーノ(150円)昼食10ボリビアーノ(150円)
ホームステイは先生と一緒に過ごすのでスペイン語を間違えると、すぐに言い直してくれます。

最近、wifiも設置されました。
最大の魅力は学校が小さいので融通がきく事だと思います。
生徒も最初の週と最後の週以外は僕1人でした。
なので、先生と付きっきりになる時間が多く、よりスペイン語に触れられるものでした。

ヒメナ(僕の先生でもあり学校を作った人)は友達を食事に誘ってくれたり、いろんな場所に連れて行ってくれたりしてすごく思いやりのある人です。
大きな学校はツーリスト的な部分もあるのですが、学校も小さく子供もいるので、アットホームな時間を過ごす事が出来ました。
違う学校に行くより常に先生と一緒にいられる分、スペイン語に触れられる時間は多いと思います。

場所はボリビアのスクレ。
近くにはボリーバル公園があります。
分からなくてもホテルなどにパンフレットを置いてるので探せばすぐにパンフレットが手に入ると思います。
いろんなホテルにヒメナと一緒に配って回りました。笑
スクレはスペイン語学校が10校以上ありますが1時間5ドルは最安値です。
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プロフィール

ふみ

Author:ふみ
2012,12,31に世界一周に挑戦、大分出身福岡市住み1987,1生。☻☻☻☻☻☻☻☻☻☻☻☻☻☻☻☻☻☻
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